期間2010年3月〜10月
生活者ネットワークは、議会を生活者の視点で変えるために、議員特権の廃止を訴え続けてきました。日額旅費については2006年に廃止を求める議員提案をしましたが、議会で否決されました。それ以降、日額旅費を受け取らないよう法務局に預け(供託)続けています。そこで2004年に引き続き今年3月より議員年金、日額旅費のアンケート調査を行いました。自分の意見に合うところにシールをはるアンケートを含め、500人以上の声をいただきました。街頭でのアンケートでは、「初めて知って驚いた」「社会はきびしい状況なのに」「議員だけの特権は許せない」といった声を聞いています。

議員年金、日額旅費(交通費) 廃止へ!

■日額旅費必要ない 91% 

議員には月額61万5000円の報酬のほかに21万円の政務調査費が認められています。さらに委員会などに出席すると1日3000円の日額旅費(交通費)が支給されます。生活者ネットワークは、交通費は報酬に含まれていると考えます。すでに荒川・杉並区では廃止、世田谷・新宿・千代田区では実費相当に変えました。

 

■議員年金必要ない 90%

区議会議員は3期12年以上在職すると、国民年金に加えて議員年金が支給されます。年金額は12年在職の場合178万5600円で、支給額の約50%は税金が投入されています。他の年金制度に比べて優遇されすぎています。すでに地方議会議員年金制度は破綻するといわれています。