部会報告(子ども部会)
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反骨のジャーナリストむの たけじさん逝く

  8月21日、戦後反戦平和を訴え続けた反骨のジャーナリストむの たけじさんが101歳の生涯を閉じられました。第2次世界大戦中、大本営発表をそのまま記事にした責任を重く受け止め、終戦日の1945年8月15日に朝日新聞社を退社しています。
 その後は、故郷秋田県横手市に戻り、1948年2月には週刊新聞「たいまつ」を創刊し、戦争や平和について発信し続けました。1978年1月に「たいまつ」を休刊した後も、講演や出版を通して自身の戦争体験とともに「憲法9条こそが人類に平和をもたらす」と精力的に活動を続けておられました。また、新聞記者として戦意高揚をあおる報道に加担した責任を生涯忘れず、ジャーナリストとしての本分を問い続けていました。
 ここ数年は、特定秘密保護法や安全保障関連法廃止の訴え、戦前に回帰し再び戦争への道を歩みかねない政治情勢や報道機関、さらに私たち市民に警鐘を鳴らし続けたむの たけじさん。
私たちは、むのさんが掲げ続けた「たいまつ」をしっかりと受け継がなければなりません。
                                                   2016年8月23日
                                          練馬・生活者ネットワーク代表
                                                      山口 文江