「外環」区長意見は住民無視!
区は、8月に「外環の都市計画変更案」についてのアンケート調査をしました。ところが、回収数は4千余りで、半数近くはこの件を知らず、訪問も誘導的でした。これをもって区民意見とするのはあまりにも乱暴であり、さらに「意向」を「意見」にすりかえるずさんさも意図的です。
区長意見素案の説明会が3回開かれ、そこでは真剣に外環を考える区民から多くの意見がだされましたが、充分反映されていません。@外環本線を大深度地下で整備 A青梅街道インターチェンジは杉並が反対しているので練馬側に関越道方面だけへ出入りするハーフインターを容認するがフルインターを働きかけていく B天然記念物八の釜湧水池や青梅街道のけやき並木などの消失はやむなし 等の意見を都知事あてに出そうとしています。
現在でさえも大気汚染に苦しむ子どもが多い練馬区で、外環を通るクルマの排気ガスが沿線住民の健康や生活を悪化させるのは明らかです。区民の生命、健康をないがしろにしている区長意見を認めるわけにはいきません。