部会報告(子ども部会)
部会報告(子ども部会)
   
 


  日本国中、あちこちに傷あとを残した台風でした。梅雨明けが待たれるこのごろです。今年の子ども・教育部会の方針は『子育ち・子育てのネットワークを練馬につくる』です。
  ・子どもたちの「育つ力」を応援する
  ・地域で担う「子どもの育ち」

 子どもにとって最善の環境を保つために、障がいのある子、ない子が安心して育ち続けられる様にみなさんと共に考え、活動をすすめていきます。
 今、小学校の中も変わろうとしています。障がいのある子も一緒のクラスに在籍できるようになりました。練馬区では、特別支援学級も増設しています。10数名の巡回相談員が103校を巡回し、特別な配慮を要する学校の取り組みに支援していくということですが、児童(受け入れる側)への配慮も必要です。校内協議会で検討されている様ですが、今後の課題も出てきそうなこの計画です。一定の期間を経ての反省、評価など目が離せない学校です。
 
 7/23(月)障がいをもった子が成人して就労に至るまで、どの様に過ごしていて、何を必要としているのか、保護者の不安は大きなものです。豊島区で30年以上福祉の仕事をしていらっしゃる戸田勇さんを社会福祉法人フロンティア豊島の事業の一つ知的障害者入所更生施設の「長崎いずみの郷」へおたずねしました。
 戸田さんは1977年当時、パイオニア的男性初の保育士1号として児童福祉の道に入られました。
 男性保育士として学ぶかたわら、他にも中川志郎「動物の子育て」加古さとし「人間の成長曲線の研究」新田次郎、岡本夏木「幼児期の空洞化」藤原正彦「国家の品格」多湖輝「しつけの知恵」など教育学者以外の本を読むことで更に学ぶことが多かったとおっしゃいます。また、イタリア女性医学博士で教育者であるモンテッソリー「障害者教育研究」に共感され、それを胸に活動してこられたということで戸田さんのざっくばらんな話に参加者(関連団体等関係者や障がい者の家族)はぐいぐい引き込まれていきました。
  ・子どもが自ら遊びたい遊びが出来る様にし、
   声かけを出来るだけしないようにした。
  ・健常者と根本的には差は少ないが、遅いことで親が途中であきらめてしまう。
   また、覚えたいことを覚えていくというところは同じである。
   遅れている子への対応はていねいにしていくことが大切である。
  ・情緒、感性を育てる時「思考」も一緒に育つ。
  ・信頼関係を築いた上での支援であるということ。

 元気に話される戸田さんの顔は輝いていました。
 かつて東京都養育家庭(里親制度)でたくさんの子どもと障がいをもった子を育てられ、自立へ導いた経験を持っていらっしゃることからくる自信がそこから伺えました。

 今後、練馬区の実状を理解した上で、どう区政に反映していくのか・・・まだまだ学び、活動することがたくさんあることを自覚しつつ施設を後にしました。

 皆様のご意見や情報などお寄せください。http://www.nerima-net.gr.jp/enquate.html
 お待ちしています。
子ども・教育部会
橋本 冴子
   
 
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